「事務職って給料ちゃんと上がるのかな?」
これから事務職を目指そうとしている方や、働き始めたばかりの方は、そんな疑問や不安を感じることがあるかもしれません。
事務職は給料が低いと言われることもありますが、働き方や考え方次第で収入アップは十分可能です。
この記事では、約10年間事務職として働いてきた経験をもとに実例を交えてわかりやすく解説していきます。
記事の内容
- どのくらい給料が上がったのか
- 事務職でも収入を増やす方法
- 転職で年収をアップさせる選択肢
「これから事務職を目指す人」「今の給料に不満がある人」のどちらにも役立つ内容になっているので、最後までご覧ください。
事務職の給料は本当に上がらないのか?
事務職でも給料アップは可能です。
実際、会社や働き方によって昇給の幅は違ってきます。
昇給ペースはどのくらい?
僕の働いている会社では、年に1000円~3000円くらい自動で昇給します。
役職や実績評価によって金額は変更になります。
一般的に事務職の昇給額は少ないと思います。
正直、昇格しない限り大きな昇給はないです。
昇格は上昇ガチャを外すと厳しい
大きく給料あげたいなら昇格を狙いましょう。
昇格は上司との相性が重要です。
上司が評価して、推薦してくれないと昇格は難しいので、上司と上手くコミュニケーションをとっておいた方がいいです。
あとは昇格できるかはタイミングも重要です。
昇格していくにはそこのポストが空いていないと難しいです。
真面目に働いていても、評価されないこともあるし、昇格できるかは運の要素も大きいです。
実際に10年働いて給料はどう変わったか
入社したときと比べると倍くらいになりました。
初めの5年は給料ほとんど変わらずでしたが、上司が変更になってトントン拍子に昇格して5年で一気に管理職へ
昇格する場合、自分の実力もあると思いますが良い上司に当たると昇格が早いです。
とはいえ役職が上がると仕事量と責任が増えますので、昇格せずに給料上げれるならそれがベストです。
昇格なしでも給料アップできる方法
昇格以外に給料上げる方法を紹介します。
基本給以外で収入を増やすには
会社にとってメリットのある提案をすると、給料が増えることがあります。
- コスト削減
- 売上アップに関する貢献
- 知人を紹介して人材採用に貢献
直接的な給料アップにはならなくても、評価が上がれば後の昇給につながることもあります。
資格手当があれば積極的にねらう
もし職場に資格手当制度があるなら、これを利用しない手はありません。
月5,000円〜2万円の手当がつく資格もあり、年ベースで見ると数十万円の収入増につながります。
日商簿記やMOSなど、取得しやすい資格から狙うのもおすすめです。
実際にMOS資格に合格したことで、月5000円アップになりました。
副業で収入を増やす
最近は副業OKの企業も増えています。
もし残業が少ない環境であれば、副業に取り組んで収入を増やすのも一つの方法です。
クラウドソーシングサイトならWebライティングやデータ入力など、事務職のスキルを活かせる副業も多く、月に数万円稼ぐことも現実的です。
興味あるなら、クラウドワークス、ランサーズの有名なとこに登録して仕事を探してみるのがいいと思います。
給料上げたいなら転職も視野に入れよう
毎年給料変わらない、上司も給料高くないから昇格しても給料アップはそこまで期待できないなら、転職もありです。
実際、年収を大きく変えるなら転職が一番スピード的に早いです。
他の職種や業種の情報収集をしておくだけでもいいと思います。
給料が高い職種・業種の特徴とは?
【年収が高めの業種】
- 外資系企業
- 金融業界(証券・保険・銀行など)
- IT・コンサル業界
- メーカー(大手・輸出関連)
【年収が高めの職種】
- 経理・財務
- 人事(採用・労務)
- 法務・知財事務
- 貿易事務
プラスアルファで英語、パソコンスキル、経理なら決算業務、人事、法務、貿易も経験があれば年収にも影響します。
あとは中小企業よりも大手企業の方が、年収は高い企業が多いです。
転職エージェントに相談するのもあり
どんな業界が自分に合っているかわからない
という場合は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
自分のスキルや経験をもとに、どの程度の年収が見込めるか、市場価値を客観的に知ることができます。
登録、相談は無料ですし、情報収集だけでも十分価値があります。
まずは転職エージェントに登録して、自分の市場価値を調査してみるのもいいと思います。
自分に向いている仕事がわからないなら
適職診断がおすすめです。
簡単な30個の質問に答えるだけで、自分の強みや適性が分かります。
心理学と統計データをもとにタイプを16通りに分類、最も強みを発揮しやすい職業を紹介してくれます。
無料で3分くらいで回答できるので、就活の最初の一歩としてはいいと思います。
まとめ
事務職でも工夫次第で給料上げることは可能です。
昇格は上司との関係やタイミングも大切
資格、副業、会社への貢献など、できることは多いのでいまの会社でできることから始めるのがいいと思います。
「今の職場では限界」と感じたら転職で年収アップを狙うのもありです。