MOS Excelエキスパート、独学で受かるの?
どれくらい勉強すればいいのかな?
参考書だけで合格できるか不安だし、勉強時間の目安がわからない…
そんな不安や疑問を持っている方に向けて、この記事では実体験をもとに解説します。
実際にMOS Excel エキスパートの試験を受けて、ギリギリながらも合格しました。
仕事でパソコンを使っていてある程度自信はありましたが、試験中は「何これ…?」と感じる問題もあり、意外と苦戦しました(笑)
記事の内容
- MOSエキスパートの勉強方法
- 難易度や勉強時間の目安、試験の流れ
- 試験当日のリアルな体験談
これから試験受けようとしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
【MOS Excel エキスパート】勉強方法
勉強方法としては、独学とパソコン教室の大きく分けて2択です。
独学かパソコン教室、どちらで勉強するか迷いますよね。僕は仕事でパソコン使っているため独学でチャレンジしました。
参考で学習始める前の僕のスペックは下記の通りです。
◆パソコンスペック
仕事は9割パソコンでの作業
Excel操作としてはVLOOKUP、IF関数、条件付き書式、ピボットテーブルなどは仕事でも使っているので理解しています。
複雑なPMT関数、ゴールシークとかになると全然わかりません(ToT)
普段から仕事でExcel使用している人は独学でもいいと思います。
独学で受けるならまずテキストを購入、そして模擬試験を繰り返して自信がついたら試験を受ける
シンプルですがこれが一番近道なので、まずはテキストを購入しましょう。
テキストは1冊買っておけばOK
本屋、楽天市場、Amazon、メルカリ
どこでもいいから、MOS Excel エキスパートの公式テキストを購入します。
注意ポイント
MOS試験にはWord・Excel・PowerPoint・Access・Outlookの5科目があり、それぞれ2013、2016、2019、365など複数のバージョンがあります。
僕は間違えて、上級(エキスパート)を購入しようとしたのに、一般の方のテキストを購入してしまいました。
自分が受験するバージョンをしっかり確認してテキストを購入するようにしましょう。
テキストが準備できても、すぐに模擬試験はしません。
まず出題範囲を覚える
これが意外と大事です。
人によるかも知れませんが、いきなり模擬試験やっても、何これ?っていう問題ばかりで心が折れてしまうことがあります。
なのでまずは試験の出題範囲を把握するところから!出題範囲は公式サイトから確認できます。
ざっくり理解してからテキストに入った方が、理解しやすいです。
テキストの模擬試験を繰り返し勉強
公式テキストのCD-ROMの中には模擬試験5回分が入っていますので、自信がつくまで繰り返し勉強します。
最終的には、時間制限付きのランダム模擬試験で数回やって正解率100%になるまで繰り返します。
最初はわからない関数とかあると思いますが、解答見ながら覚えていきます。
操作スキルも大事ですが、しっかり理解しておかないと実際の試験で応用問題がでるとパニックになります。
わからない関数とかは自分でググってみて内容を理解するようにした方が確実です。
難易度、勉強時間は?
合格率約60%
難易度は勉強したら確実に合格できるレベル
これまで簿記3級、ITパスポート、調理師などの資格試験を受けたことがありますが、体感的には一番簡単です。
どのくらいの理解で試験を受けるか?
問題見た瞬間に答え(操作方法)がわかるレベルは必要です。
模擬試験の操作だけ暗記して受けると、本番で応用問題に対応できず苦戦します。
模擬試験だけではなく
関数、ピボットテーブル、条件付き書式など自分でも表を作成してみるのがいいと思います。
繰り返しになりますが
模擬試験で時間制限ありランダムで数回やって正解率100%くらいはできた方がいいです。
仕事でパソコン使用している人の勉強時間
40〜50時間くらいです。
この時間配分は一例ですが
全体把握:2時間
第一回模擬試験 4回:6時間
第二回模擬試験 4回:6時間
第三回模擬試験 4回:6時間
第四回模擬試験 4回:6時間
第五回模擬試験 4回:6時間
ランダム模擬試験 10回:8時間
僕の場合は、
平日は会社の休憩時間に食事後30分(イヤホン付けながら、会社のパソコンで)、休日は会社のパソコンを持ち帰り2時間くらい勉強
最終的に模擬試験は正解率100%が2回くらい、一部わからないとこもあり不安な状態でしたが約2ヶ月くらい勉強して試験を受けました。
パソコン初心者の勉強時間
パソコン初心者は厳しいかも
まずはMOS一般レベルか、パソコン教室とかで勉強した方が確実だと思います。
模擬試験を丸暗記しても合格はできるかも知れませんが、受かったところで実際には使うことなさそう
初心者の場合は時間がもったいないので、一般レベルかパソコン教室を検討した方がいいです。
試験当日の体験談
自宅の最寄駅に隣接している施設の中のパソコン教室で試験を受けました。
受験者は男女20代~40代くらい、僕を含めて6人くらいいました。
持っていくもの
- 受験者ID、パスワード
- 受験票
- 写真付き身分証明書
試験開始前に準備が必要なので早め(15分前くらい)に到着していた方がいいです。
ログインできずパニック
自分のパソコンで無いのは当然なのですが、試験会場のPCはすべてデスクトップで慣れていなく使いにくい
席に着いたら、「IDとパスワードを入力して、時間まで待ってください」と言われたので準備しようとしたら
パスワード複雑にしすぎました(笑)
ログインできず、パスワードの非表示設定も解除できなくて、かなりパニック状態になりました。
パスワードは簡単なもので設定した方がいいです。
応用問題多いし、時間足りない!
やっぱり理解が足りなかった。
模擬試験の応用問題的な問題が出てきました。
問題形式は、模擬試験と同様な感じで問題の指示通りに操作していくだけです。
途中時間が足りないことに気づき、先に問題全部を確認して簡単そうなものから回答
時間ギリギリまで粘りました。
試験終了後すぐ合否がわかります。
試験を受けて感じたことは、しっかり理解できてないと、応用問題に悩んで時間足りなくなります。
まとめ
MOS Excel エキスパートは、しっかり勉強すれば十分合格を狙える、比較的難易度の低い資格です。
でも受験料が高いので、油断して落ちたらダメージでかい!
エキスパートだと、12,980円(学割で9,680円)もします。
ある程度パソコン操作に自信があるなら、独学でも全然いけます。(公式テキストは必須です。)
テキストのCD-ROMの模擬試験を自信がつくまで繰り返す。勉強時間は40〜50時間くらいです。
初心者なら、一般レベル(基本)か、エキスパート(上級)ならパソコン教室で確実に勉強した方がいいです。