営業しんどい(-_-;)
転勤があるし、ノルマあるし、体力的なことを考えると50歳過ぎて、この仕事を続けていくの地獄だな!
それに比べて事務職は椅子に座って、パソコン作業だけだから楽そうだな
事務職への転職もアリかな?と考えている方も多いと思います。
営業職→事務職へ
当時の僕も同じような考えで転職しました。
事務職は体力的にはかなり楽ですが、仕事内容的には営業職とは違う大変さがあるので楽ではないです。
記事の内容
- 事務職は楽なのか?仕事内容のまとめ
- 就活する前に知っておきたいこと
事務職が楽そうだから、転職しようと考えている方は参考になると思います。
楽そうだから事務職に転職したいけど実際どうなの?
事務職が楽かどうかは人によります。
僕の場合は
営業職が体力的に合いませんでしたが、事務職は体力的に楽で仕事内容もに合っていますので転職は正解でした。
でも事務職が合っていない人は、仕事がかなり大変そうで、病んで急に会社にこなくなる人も何人かいます。
なので楽そうだから事務職に転職したいと軽く考えていたら失敗します。
入社前、事務職のイメージ
- 土日祝は休み
- 残業なし、定時になったら帰る
- エアコンがある快適な室内
- 毎日決まったパソコン作業
- 電話対応は担当者に繋ぐだけ
- 仕事は社内だけで完結する
間違いではないですが、仕事内容は違います。
一般事務、営業事務で完全サポートに回れたらこの仕事内容も可能ですが、正社員だと難しいと思います。
実際に簡単な作業だけならパートさんにお願いするか、外注していますので誰でもできる単純作業だけという訳ではないです。
仕事内容を理解して転職しましょう。
1日の仕事の流れ
仕事内容はパソコン作業がメインです。
簡単にまとめるとこんな感じです。
9時:出社~掃除~メール確認
10時:タスク整理~書類整理
11時:パソコン作業、電話対応
12時:休憩
13時~18時:パソコン作業、電話対応、打合せ
18時30分:退社
これはだけ書くとめちゃくちゃ暇そうww
基本的に椅子に座ってパソコン作業、電話対応です。
飲食は自由で、僕が働いてる会社は外出(病院、コンビニ、喫煙)なども自由です。
自分の専用デスクがあり昼食も自分のデスクで食べています。
僕が働いている会社もそうですが、集中したいときなどはイヤホンで音楽聞いたり、眠たいときは外を散歩したりと、やることが終わっていたらOK な会社もあります。
とはいえ仕事が終わっていることが大前提なので、何も進んでないのにサボってばかりでは注意されます。
仕事のやる気が出ないときの対処法5選【バレずにサボるには?】
仕事内容は部署によって違う
部署によって事務職のイメージと違う仕事もあります。
僕は、経理部→人事部→商品部と他部署も経験したことがありますが部署が変わると、「新しい会社?」ってくらい仕事内容が違います。
<経理部の仕事内容>
- 売上集計、報告
- 入金確認、内訳報告
- 請求書作成
- 納品書と請求書の照合
- 経費支払リスト作成
- 振り込み
- 会計ソフト入力
- 決算業務など
<人事部の仕事内容>
- 給与計算
- 従業員の制服準備
- 従業員の情報システム管理
- 健康診断予約
- 人事通達作成
- 勤怠打刻システム管理
- 新入社員、中途社員の面接
<商品部の仕事内容>
- 商品在庫管理
- 商品発注
- 納品書、見積書作成
- 納品確認
- 在庫棚卸
- サンプル手配
- 取引先との商談
- 取引先との電話対応
上記の通り事務職といっても仕事内容がかなり違います。
どんな仕事がしたいのか、リサーチしてから就活するのがいいと思います。
事務職は意外と忙しい?
仕事内容的には楽ではない。
毎日決まったことをやってるいる様で、実は結構忙しかったりもします。
忙しい理由
- 期日がある仕事が多い
- 会社、時期によって忙しさが違う
- 人手不足で何でもやる
- 案件が多すぎて整理できない
特に「人手不足で何でもやる」ことは、中小企業ならほとんどそうだと思います。
仕事内容的に「それ自分の仕事ですか?」って思う仕事でも人が少ないと回ってきます。
あと経理部なら月の後半は支払いなどで忙しいし、人事部なら給与計算の時期は忙しくなります。
体力的には他の仕事よりも楽ですが、仕事のボリュームは事務職だから楽ということはないです。
入社時に平均残業時間を確認してみるのがいいと思います。
事務職に転職する前に知っておきたいこと
仕事内容以外の気になることをまとめてみました。
- 座っているだけだから疲れない?
- 未経験でも大丈夫か?
- 事務職のおすすめ資格
- 楽だから年収は低いのか?
順番に説明します。
座っているだけだから疲れない?
事務職ならではの疲れ、痛みがあります。
店舗営業のときと比べたら、体力的な疲れはないですが、椅子に座って同じ体勢なので腰の痛み、パソコン作業なので目の疲れがあります。
コーヒー、ガムなどで眠気覚ましするのもいいですが、僕はデスクの下に足つぼマッサージの道具を置いて眠気覚ましに利用しています。
その他にも
- コーヒーカップ
- サンダル
- ミニ扇風機
- ミニ加湿器
- 昼寝用の枕
- 昼寝用のアイマスク
など用意して快適に仕事をしている人もいます。
事務職ならではの疲れや痛み、眠気覚ましの対策必要ですし、快適に仕事ができるアイテムも合った方がいいです。
未経験でも大丈夫?
経験者の方が有利です。
でも未経験だと事務職への転職が出来ないわけでは無いです。
パソコンスキルは必須ですが、仕事しながら覚えていけば大丈夫!
入ってしまえば、こっちのもんです。
僕も入社当時パソコンスキルは、文字入力くらいで表の作り方、関数は1つもわからない状態で入社しました。
最初は迷惑かけたかも知れませんが、今は会社の中でもパソコンスキルが高い方です。
パソコンスキルとしては
表の作成、データの集計、文字入力くらいです。
Excelのマクロとか使えたら即戦力だと思います。
あとは臨機応変に会社のシステムに対応していければ大丈夫です。
全くの知識ゼロで不安ならパソコン教室、資格取得すると就職しやすいし、自信にもなりますので、アリだと思います。
おすすめな資格とかある?
就職に役立つと思う資格は下記の通りです。
中でもMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)はパソコンの資格になりおすすめです。
持っているとExcel、WordなどPCスキルがあると判断できるので、就活でも有利になります。
事務作業の8割以上はパソコンでの作業になるので、未経験の方は特にパソコンスキルがゼロでは採用されるのが難しくなります。
経理部が希望だったとしても、簿記よりもパソコンスキルの方が大事だと思います。
まずはMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)を取得後、専門的な資格を取得、もしくは勉強中で就活がいいかと思います。
因みに僕は簿記の資格ありませんでしたが、「現在勉強中です」という事にして経理職で採用されました。
楽だから年収は低い?
年収は平均300万~400万円です。
「事務/アシスタント系」は下から数えて2番目なので、全体的に見ると年収は低い方です。
職種、年代別に見ても大きくは変わらなく、高くても年収500万円以下らいです。
引用元:事務/アシスタント系の平均年収
参考までに僕が経理部として20代で今の会社に入社したときは、残業無しで月20万円、年収360万円でした。
なので事務職の年収はそこまで期待できないです。
まとめ
事務職は椅子に座ってパソコン作業が多いので、体力的には他の仕事と比べると楽です。
でもパソコン作業とひとことで言っても、いろんな部署があり、それぞれ仕事内容は違います。
パソコン作業の他にも、電話対応もあり、こちらから新規の取引先に連絡することもありコミュニケーション能力も必要とされます。
楽そうだから事務職に転職したいと考えている方は、どんなに部署でどんな仕事内容か?
リサーチしてから転職活動をしてみることがオススメです。